企業やメーカーが所有するブランドについてはイメージしやすいが、ブランドにはほかにもさまざまな種類があります。まずは、最近よく聞くようになった「地域ブランド」です。地域ブランドとは、そのブランド名になる地域を消費者が認識するための、その地域に対するさまざまなイメージの総体です。関連サイト→会社マーク作成
主に経済的な側面でのイメージでよく使われ、具体的にはその地域の特産品やそれを使用した加工物、その地域ならではの観光地など実体のあるものから、「美味しそう」「きれい」といった環境そのものや、そこでしか受けられないサービスなど、無形なもの、イメージを連想させるものまで多岐にわたります。
次に「自分ブランド」です。これはパーソナルブランドとも呼ばれ、ブランドの概念や理論をそのまま個人にあてはめ、その人個人のPRを行うための考え方のことです。
ビジネス社会に身を置く人であれば、限られた時間の中でいかに自分の印象を強く残すことが出来るか、というのは大きな課題の一つでしょう。自分ブランドについて考えることで、膨大なコストをかけて不確かな営業活動を行うよりも、より少ない労力で優良顧客を獲得できる確率は少なからず上がります。
ここまでブランドについて色々とみてきましたが、ブランドとはそれを考えた人自身一人で作り上げるものではなく、それを外から見た消費者一人ひとりが抱く感想や経験も反映され作り上げられていくものです。
ビジネスとして取り入れ仕掛けていく人は、これを忘れてはいけません。